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コラム その壱: 「大テーブル劇場。」 |
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形はシンプルなのに、実は相当こだわって作られてるダイニングテーブル。
素材選びから仕上げまで、代表的な作業をもう少し詳しく、ご紹介します。
説明が長くなりますが、読んだらもっと、無垢の家具に愛着わくかも知れません。
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・何はなくともまず製材。
何も考えずに木を割っても、いい家具は出来ません。適材適所。そしてもちろんコスト計算(笑)。
HPの家具は柾目材を使いますので左図のようにカットしていきます(アバウトですが)。「板目」と「柾目」
の違いについては又説明したいと思いますが、ダイニングテーブルには左のAやA'、つまり中心部付近の
一番幅広で、厚くカットした部分を使用します。この部分、一本の丸太から1枚か2枚しか取れません。
製材の後はとにかく「乾燥」です。下の説明に行くまであと1年、お待ちください・・・(笑)。 |
| 丸太の断面図 |
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・厳選、いいトコ取り!
テーブルを1枚製作するには、上記AやA'の部分を左@のように3枚使います。
HPの商品説明をよく読むと、「柾目材の6枚接ぎ」との記述がありますので、「なんだ、細い集成材か・・」
とお考えかもしれませんがとんでもない! 「柾目」は特性上「板目」の半分の幅しか取れません。
右Aのように直径50センチ以上の良径木でも、使えるのは中心を除いた両端だけです。 |
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・木の流れを読む。
素材に重大な欠点がないか、厳重にチェックしながら(接着した後、割れなんかあったら大変!!)
取り出した材料を製作する天板の奥行に合わせ、木目の表情を見ながら剥ぎ合わせの順列を考えます。左Bは「6枚接ぎ」ですね。
このとき「1」と「6」の片側には、まだ樹皮がついています。(似たような写真が続きますがご勘弁を!) |
・ワタシたち、一緒になります!
材料の厚みを電気カンナで均一にし、接ぎ口(接着面)を整えて下Cのようにクランプで圧着します。
説明すると簡単そうですが、わずかな誤差が大失敗の原因となる、大変神経を使う作業です。 |
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なお、接着面は上Dのように断面を凹凸に削り、ぴったり合わせる「フィンガージョイント」という
一番丁寧で、強度の高い仕事を施しています。 |
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・木の個性と手の感性。
バラバラの板が一枚になったら、次はテーブルの命である「耳」を削り出します。
まず右Eのようにノミで樹皮をラフに削り、Fのように鉋やペーパーで木の自然な形状を生かしつつ、
手の「感性」で更に磨きをかけます。こうして、ずっと触れたくなる様な「耳付きテーブル」の表情が生まれます。
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・そしていよいよ塗装です!
テーブル表面を綺麗に平面出ししたら、いよいよオイル塗装です。素地をペーパーで整えて、ウェスでオイルを
拭き込んでいきますが、塗装前と塗装後の様子は右Gの写真でご確認ください。(2枚の写真ではなく、一枚の同じ板です。)
塗装後は木目が綺麗に浮き上がってますね。 製品では2回塗装して、最後にワックスで仕上げます。 |
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ようやく天板部分が仕上がりました!
幕板や金具を取り付け、脚を付ければ完成です。
いや、脚作るのも結構大変なんすけど・・(笑)。

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こうした一連の作業は、「木で家具を作る」当たり前の事と思われるかもしれませんが、
無垢の家具が希少な現在、極めて稀な仕事です。また、同じ「無垢の家具」であっても、原木から吟味し「適材適所」で製作したものと、
製材・乾燥済みの「製品」として流通しているバラバラの板材から製作したものとでは仕上がりに大きな違いがあります。「シンプル家具ドットコム」は
手間を惜しまない「まっとうな家具」作りをココロ掛けて参ります!
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「大テーブル劇場」おわり。 |
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